治療の初回、何をやっているのか?①

技師たちはどうやって初回の治療をやっているか?

みなさまこんにちわ!

今日はですね、我々放射線技師が
患者さんを前にどうやって体を合わせているかの話です。

恐らく通常の外照射と呼ばれる基本的な治療中、担当技師は
2人以上でペアを組んでいると思います。

治療計画CTを撮影したときに、体に印をつけられたと思います。

 
この印を使って初回は寝台を移動します。
 
みなさまが計画CTをとって帰ったあとに、
医者やら技師やらが治療計画を立てています。
 
CT画像をもとに放射線を当てる範囲を決定します。
あてたい場所が決まりました。
 
治療計画装置(RTPS)と呼ばれる機械が、
CTを撮影して書いた印から、
「○.○cm上に、○.○cm右に、○.○cm高さをあげた所に
照射野(放射線治療する範囲)の中心があります。」
 
っというのを計算してくれます!
 
治療初回、寝台に寝てもらったら
計画CTを撮ったときと同じ姿勢で寝てもらい
最初に書いた印に体を合わせていきます。
これをCTセンターとこれからは呼びます。
 
基本は、1人が寝台を動かし
もう1人が患者さんの体を動かかします。
 
この辺は臨機応変にチェンジします。
 
この時技師はこんな会話をしているかもしれません。
 
技師A
今のってるけどそっちは?
 
技師B
ロング3mmくらいインするわー。バーチ2mmだけアップするよ?
(技師A
了解、今動かした
 
これを解読しますと、技師A側のCTセンターはぴったり印とあっている
しかし技師B側の印は、ずれているようです。
なので技師Bは体を動かします!
 
ロングを3mmイン
  ⇒体の長軸方向(頭-足側)に体を3mm頭側に動かす
バーチを2mmアップ
  ⇒体の高さ方向(仰向けなら腹側)に2mm上げる
 
 ロング(long)  長軸方向(長さ方向) 頭足のライン
 ラテ(lateral)   短軸方向(横方向)  左右のライン
 バーチ(vertical) 高さ方向(上下方向) 体の前後ライン
 
 イン(in)      ガントリー側(装置側)
 アウト(out)    足側

技師Bが体を動かしたら
当然反対の技師Aの印はずれますよね?

なので技師Aがまた寝台を動かして印にあってるよ
と、相方に報告しました。

これを繰り返して体を合わせて行きます。

体がCTセンターに合ったので
パソコンが計算してくれた座標である
さっきも言いましたが

「○.○cm上に、○.○cm右に、○.○cm高さをあげた所にある
アイソセンター(照射野中心)」へ寝台を動かします。
我々はアイソ(isocenter)と呼んでいます。
 
こうすることで実際の放射線治療を行う照射野にたどりつきます。
 
ここで終わらないのですが、記事の文字数が多くてよみずらくなりますので
次回へと続きます!
読んでくれたみなさま、ありがとうございます。
 
 
 
 
 

 

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